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Official Statements:


カザフスタン共和国ナザルバエフ大統領一般教書演説

「カザフスタン国民の豊かさの向上が国家政策の最重要目標」

 

 

尊敬する国会議員、議会出席者、ご来賓の皆様!

今日、世界の景気が悪化している中、我々は国内投資資源を活発化させなければならない。

以下に挙げる優先分野の中・短期課題解決に専念するべきだ。

第一課題

石油・ガスを中心とした採掘部門

石油・エネルギーの国際市場の高い影響力と責務をもつ産油国としてのポジションを向上させる。

第二課題

主な経済部門の確実な投資保障

政府は電子力と輸送システムの開発にむけた措置を講じなければならないと同時に省エネならびに環境技術導入に尽力しなければならない。

鉄道・道路インフラ敷設と、近代化も急務である。

また国最大の輸送プロジェクトである「西ヨーロッパ、中国西部間」大陸横断道路敷設の実現化にむけて着手しなくてはならない。

第三課題

国家プログラム「30のリーダー企業」

上記プログラムの実現は資源以外の経済部門実質成長を促進させる。

概して、国家プログラム「30のリーダー企業」は抜本的に新しいレベルの国家とビジネスの相互作用を導き出すだろう。

 

***

 

現発展段階で、国内の農産共同企業体に緊急の解決を要する一連の重要問題が控えている。

食品安全は保障されるべきなのだ。

輸出用に食品を供給している農業分野を飛躍させなくてはならない。

原料加工分野は特に重要な産業である。

 

***

 

続いて優先的マクロ経済政策について

第一課題

国立銀行と財務省が共同で運営している財政監視機関の主要課題は銀行部門を中心とした社会全体の競争力の向上と財政システムの安定化である。

第二課題

政府による新税制法の作成。新法施行により経済の近代化・多様化、そして「闇」ビジネスからの脱却が促進される。

新税制法では資源以外の経済部門、とりわけ中小企業に対する税負担の軽減の規定が見込まれる。

第三課題

国の経済の効率性と競争力確保のために重要な役割を担うのが、私が委任した競争保護機関である。

国内の企業が活発化する誘因となる競争に関する新たな法律制定が必要である。

第四課題

インフレ対策の強化。経済のグローバル化を背景にインフレが進んでいくことを念頭に、熟慮された完全政府行動計画の受理が必須である。

 

尊敬する議会出席者の皆様!

カザフスタンは政治国家構造モデルの完全化の過程にある。その構造モデルは、民主化にむけた天下公認の法則性と、カザフスタンの伝統を兼備したものでなくてはならない。

-独立から16年でカザフスタンは社会の安定化と国際協調、国家のアイデンティティーそして、国民の愛国心の確立を実現化した。

-カザフスタンの近代政治システム発展を継続しなければならない。

発展を推し進める際に重要な役割を担うのは、政党、非政府団体そしてそのほかの社会機関である。

-政府は中小企業の競争力促進に関する徹底した作業を継続する。

これに関連して、行政改革の枠内で政府に対し、企業に交付するライセンス、証書、正式許可を中心とした行政手続きの簡素化を委任する。

 

尊敬するカザフスタン国民の皆様!

カザフスタンの全ての社会層の国民が常に社会生活の向上を感じることこそ国家政策の第一計画である。

国民生活水準の標準化はカザフスタンの人的資本と社会近代化発展のための効率的な市場道具となるだろう。

新三年予算案

-2011年までに基礎年金の支払額を最低生活費の50%を上回ること。

-2009年以降の国家社会手当てならびに特別国家手当を毎年平均9%増額。

-2007年以降の子育て支援額、2010年11年以降は一歳児誕生手当ての平均2,5%の段階的引き上げを行うこと。

-2007年までに子供4人以上の多子家庭への一時手当てを4倍以上に拡大。

-2012年までに財政機関の職員の賃金を2倍に増額。

-2009年までに様々な理由で海外に暮らすカザフスタンを祖国とする人のカザフスタンへの帰還移住者数を現在の5千家族から2万家族に増やす。

 

***

 

教育分野における主な課題は、2010年までに教育発展に関する国家プログラムの遂行と、この分野の取り組みを質的に向上させることです。

第一課題

カザフスタンの教育科学省と国内の主要都市は、共同して3年間で近代的な教育の享受と、先端技術の習得を保障するインフラ整備の確立を達成する。

今年、68000人の生徒を収容するため88校の学校を設立し、さらに2009年と2010年には69000人を収容する102校の学校を設立する。

第二課題

政府、及び国家系ホールディングスはアスタナ市とアルマーティ市など主要都市と共に、未来の職業技術の発展に関する教育プログラムを検討し実現する。

 

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今日、保険プログラムは未だ現代のカザフスタン国民の要求に対応してはいない。これは保険分野での主な課題となっている。

第一課題

政府は、保険目的の発展に関する作業を再開させる。

 

第二課題

政府は、病気の予防が治療よりもコストを低く抑えることができることを考慮に入れ、診断の先端方法を利用した病気の初期段階での早期発見に優先性を置くものである。そして、病気の発生と治療への現在行われているプログラムを見直す。

第三課題

保健省は教育科学省と共同で、医療関係者の訓練や再教育、また認可と証明書を利用した技能評価の向上プログラムを検討する。

第四課題

国民への医薬品の確保に重点を置く。国内に持ち込まれる医薬品の質への厳格な管理を確立し、国内の薬剤工場の建設のための活発な投資を促進する。

第五課題

「健康国家」のために、インフラ整備の発展に重要な意義を持たせる。幼少期から体育とスポーツの教育を行い、そのための環境を整える。

 

***

 

わが国の国民、とりわけ若年夫婦の住宅価格の手頃さと品質の高さの確保は、国家の住宅対策の中で重要優先課題である。

国家住宅計画改正案導入の必要性が以下のとおりに高まっている。

-国家公務員と財務機関の職員を対象にした年金利4%以下の住宅債の発行。

-ゼネコン各社の透明性の高い活動と建設業分野における競争レベル向上の確保を規定。

-住宅建設の安価な産業・環境技術の開発も優先的意義を持つ。

 

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尊敬する国会議員の皆様! 紳士淑女の皆様!   

独立後カザフスタンは世界の一員となり、自国のイニシアティブに対し広い支持を得、それを実現させていった。

わが国は自らのイニシアティブで、アジア相互協力信頼醸成会議、上海協力機構、集団安全保障条約などの国際機関の創設を成し遂げた。共同体は効率的な地域安全システム構築の為の基礎を築いた。

わが国はロシア、中国、中央アジア諸国との経済ならびに政治協力関係を強化しなくてはならない。地域の安定、地域間の開かれた対話、相互関係のための強固な基盤を完成させるべきだ。

中央アジア地域の安全強化のためにアメリカ合衆国、ヨーロッパ連合、北太平洋条約機構との建設的な相互関係を広げている。

今日わが国は国際的に承認された国家として新たな段階に達している。その裏づけとなるのが2010年の欧州安全保障協力機構(以下OSCEとする)の議長国に決定していることだ。わが国を議長国候補として推薦した国々、とりわけ独立国家共同体諸国に感謝する。

これに関連して、特別プログラム「ヨーロッパへの道」作成が必須である。このプログラムにより、経済協力発展や、技術と統治経験の誘致、そしてOSCE議長国としての戦略的イメージ作成が促進されるだろう。

概して、わが国の対外政策分野の一貫した最優先課題は安全保障問題である。

 

わが国の対外政策は相手国との互いの利益の共通性を見つけだし、全ての問題、それがたとえ緊迫した問題であったとしても妥協の必要性を理解して行っている。

カザフスタンは、国際社会において、テロ組織や過激派との戦いにおける積極的な参加国としてのポジションを強化していく。

ここで強調したいのが、来年度全世界的な意義を持つ大規模な国際行事が多くカザフスタンで行われることだ。

2009年には第三回世界宗教会議と、OSCE主要三カ国との作業部会、2010年にはアジア信用安全会議と、OSCEの議長国としての会議が開催される。

今日すでに開催国として、またその議事内容の重要性を考慮してわが国では入念な準備に取組んでいる。これは外務省と政府だけでなく国家機関全体の任務である。


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